アルカフマンション（ALKAFF MANSION RISTORANTE） マウントフェーバーの邸宅リストランテで”プロセッコ”ブランチ

今回はハーバーフロント近くのマウントフェーバーの中腹にあるアルカフマンションのプロセッコブランチをご紹介します。

プロセッコブランチとは？

シンガポールの日曜日といえば昼からシャンパンを飲みながら豪華なブランチをいただく「サンデーブランチ」で、サンデーブランチは大抵S$100後半からとなかなか高価で記念日でもないとなかなか行けないですが、今回ご紹介する”プロセッコ”ブランチはシャンパン飲み放題のサンデーブランチに比べるとS$108と値段もお手ごろで行きやすいのがうれしいブランチです。

ちなみにプロセッコとはイタリアのスパークリングワインで、シャンパンと同じスパークリングワインの一種で、シャンパンよりも安価で、軽いボディのさわやかな酸味でクセもなく、非常に飲みやすいスパークリングワインで、カジュアルにスパークリングワインを楽しみたいときによく飲まれます。
（日本でもよく飲まれるスペインのスパークリングワインCavaと同じような位置づけでしょうか）
※ちなみにシャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で出来たものしかシャンパンと呼べません。

プロセッコブランチはシャンパンではなくこのプロセッコが飲み放題になるのですが、その分お手頃にサンデーブランチを楽しめ、あまりお酒が強くなくてお酒よりもブランチの方を楽しみにされている方や、シャンパンにこだわりがない方にはその分安くサンデーブランチが楽しめます。

Alkaff Mansion Ristoranteの建物について

Alkaff Mansion Ristoranteは1918年に建てられたイエメン出身のアラブ人貿易商のアルカフファミリーの邸宅をまるまる使ったリストランテで、交易で成功したアルカフファミリーが当時500万ドルかけて作ったというこの邸宅を使って世界中からの来客をもてなしていたそうです。

その後、第二次世界大戦の戦乱でこの邸宅は空き家となってしまい、1986年に政府観光局がこの邸宅を改装し、レストランとして運営され始め、歴史あるコロニアル建築の邸宅でイタリアンが楽しめる本格的なリストランテになっています。

特に100年近くの歴史のある邸宅の雰囲気はすばらしく、Singapore’s Best Restaurants 2016でもSettingのレーティングは最高点の9、天井からは大きなシャンデリア、内装の調度品はすべて特注というこだわりりで、邸宅の周りはマウントフェーバーの小高い丘で森の中にぽつんとある邸宅という雰囲気で、ウェディングの会場としても人気だそうです。
（事実この日も１階ではウェディングが行われていました）

メニュー

席に着くとスタッフがプロセッコをサーブしてくれます。よく冷えたプロセッコは食前酒として食欲も高めてくれるので、是非乾杯してからお食事に入りましょう！

真ん中のシャンデリアを囲むように３つの部屋にビュッフェの食事が設置されています。

前菜

ブランチと言えば沢山の種類の前菜が楽しめるのが良いですね。

定番のフレッシュなトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼは安定のおいしさです。

生ハムとトマトの相性も鉄板ですね。

そのほかにも沢山の前菜メニューがあり、いろいろ楽しめます。

チーズ

チーズも沢山出されていて、フルーツと合わせて食べるとマリアージュを楽しむこともできます。
いろんな組み合わせを試すのも楽しいです。

生牡蠣

ビュッフェのカキというと鮮度が低くて生臭さがあるものが多いですが、こちらの牡蠣はオイスターバーで食べているような鮮度で臭みもなくミルキーで歯ごたえのある身はオイスターバーで食べる牡蠣のようで、ついつい食べ過ぎてしまいます。

メイン

ローストビーフ

ビュッフェ定番のローストビーフは赤ワインソースで

シーバスの塩釜焼

シーバスの塩釜焼はアルカフマンションのシグネチャーメニューだそうです。

ふっくらと焼き上がったシーバスはほんのりと塩味が入っていて、プロセッコによく合います。

ピザ

目立たないピザですが、生地がしっかりとしていておいしそうですが、少し冷めてしまっているのが残念です。
焼きたてが出てきたらすぐに取りに行きたいですね。

パスタ等

マカロニのクリームソース

ニョッキのトマトソース

ちょっとニンニク強めで中華風（？）なゆで野菜

この日はマッシュルームスープでした

デザート

デザートも沢山種類があり、食後もゆっくりと楽しめます。

関係画像スライドショー

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