Bread Street Kitchen@Marina bay sands マスターシェフのゴードン・ラムゼイの英国料理

ゴードン・ラムゼイはマスターシェフやHell’s Kitchenというテレビ番組で、とても厳しい料理人として有名な方ですが、Marina bay sandsにあるBread Street Kitchenはそんなゴードン・ラムゼイの英国料理のレストランです。

英国料理と言えば”おいしくない”事で有名ですが、こちらの英国料理はレベルも高く、外国人の事を考えた味付けに調整されていて、シンプルな料理を新鮮に感じることができます。(ロンドンの本店とは少し味付けが違うそうです)
Hell’s Kitchenではかなり厳しく出演者を責めていますが、彼のこだわりが本物だと言うことを感じることができると思います。

クール ブリタニア(Cool Britannia)という90年代の英国文化ルネサンスとも言われる新しい英国をテーマにしたモダンな英国料理がレストランのコンセプトのようで、店内はロンドンの歴史あるバーのような内装になっており、場所もマリーナベイサンズの内側の貯水池に面していて、昼は開放感のあるリゾート地のような雰囲気で、夜は夜景を眺めながらディナーを楽しむことができます。(ディナーは要予約)

また、シンガポールのBread Street Kitchenのバーテンダーが、2016年3月に行われる世界でもっとも権威あるカクテルコンペティションの一つのバカルディレガシー決勝大会に出場するようで、料理だけではなくカクテルもかなりレベルが高く、この大会の結果も楽しみです。
決勝への切符を勝ち取ったカクテルは「Tangerro」でバカルディスペリオール、自家製レモングラスシロップ、卵白、フレッシュライム、海塩、チリマンゴーピューレを使った、とても独創的なカクテルだそうなので是非試してみて下さい。(詳しくはこちら

おすすめメニュー

Bread(Complimentary)

席に着くと運ばれてくるComplimentaryのパンですが、Bread Street Kitchenと名前にBreadが入っているとおり無料とは思えないほどおいしいパンです。
また、一緒に出てくるバターは常温で柔らかくなっており、たっぷりと付けて食べるとおいしいです。

Traditional Fish & Chips(S$26)

このレストランの看板メニューにもなっているのがこのフィッシュアンドチップスで、一見すると特に特徴の無い普通のフィッシュアンドチップスですが、ふっくらとした肉厚のタラにさくっとした衣で、揚げたてのホクホクのまま頂きます。

付け合わせは食べやすいタルタルソースとアボガド、レモンで、レモンは種を取って搾りやすく柔らかくしてあるのもうれしいですね。

また、ケチャップも英国王室御用達のウィルキン&サンズ社の未開封の瓶に入ったものを出してくれます。このケチャップは甘みが強めですが、酸味は少なく上品な味でフライドポテトによく合います。

フィッシュアンドチップスと言えば味気ないイメージがありますが、そんなフィッシュアンドチップスのイメージを塗り替えるレベルの高い仕上がりなので、是非一度は試してみて下さい。

Slow-Roasted Dingley Dell Pork Belly(S$28)

Slow-Roasted Dingley Dell Pork Bellyはゆっくりと火を入れた豚バラ肉の外側の脂身の部分だけカリカリに焼き上げ料理です。
肉厚の豚バラ肉はゆっくりと火が入っていて、煮豚のように柔らかく、付け合わせのソースはリンゴのピューレと細切れにしたリンゴの果実で、クリスピーな脂身の食感と、柔らかで肉汁が沢山の豚バラ肉に酸味と甘みのあるソースがよく合います。

リンゴのソースに飽きが来たら、別のソースがあるのもうれしいですね。

その他

食事だけではなく、Teaやラテもあり、使っている食器はシンガポールらしいプラナカンの雰囲気の食器でシンガポールの雰囲気を出してくれています。

また、食後にはComplimentaryでクッキーも持ってきてくれたりと最後まで楽しませてくれます。

 

料理 英国料理
料金 S$30〜S$40位
レーティング ★★★
場所 The Shoppes at Marina Bay Sands, 01 – 81, 2 Bayfront Avenue, Singapore 018972
電話番号 +65 6688 5665
営業時間 11:30 to 23:00(木〜土は24時まで)
公式サイト