酿豆腐(Yong tau foo) の食べ方 ヨントーフじゃないんです、おでんのようなさっぱりとした麺料理

どこのホーカー/フードコートでもだいたい見かける酿豆腐(Yong tau foo)はシンガポールのローカルも大好きで、お昼時になるとだいたいどこのお店も並んでいる姿を見かけると思います。
味は薄い塩味で、選んだ食材を軽くスープでゆでて麺を入れたものでちょうど日本のおでんに麺を入れたような味でクセもなく日本人にも大人気の料理です。

ちなみに、日本の本やブログだと、表記のYong tau fooを英語読みしてヨントーフと呼んでいることが多いですが、実はこのYongは中国語のピンイン表記なので、ヨングではなくイォング(英語だとiongという感じ)の音なので、イォング タウ フォーというのが元の発音に近いです。とはいえ、そんなに大きな違いではないですし、英語圏の人はそのままヨントーフと発音するのでどちらでも通じます。

今回はそんな酿豆腐の食べ方についてご紹介します。

注文の流れ

メニューの見方

酿豆腐のメニューはシンプルで、だいたいピックアップした食材5ピース+麺が基本セットになっていて、5ピース以上頼んだり、店によってはラクサスープやトムヤムスープも選択できるところがあり、これらは追加料金になります。
写真の例だと基本セット(5ピース+麺)がS$3.6、追加1ピースでS$0.6、ラクサスープを選択するとS$0.6となっています。店によって基本セットが4ピースだったりするので、メニューを確認しましょう。

ボウルとトングを取って食材決め

店の前に行ったらボウルとトングがおいてあるのでこれを使って食材を選びます。プラスチックの容器もありますが、これは持ち帰り用の入れ物なのでその場で食べるときはボウルを使います。

ボウルにトングで食べたい食材をどんどん乗せていきます、基本セットの5ピース以下でも同じ値段なので、5ピース以上は入れるようにした方が良いと思います。また5ピース以上入れてもお店の人がチェックして追加料金を計算してくれるので気にせず良さそうなものを選択してください。

白菜、ブロッコリー、青梗菜、トマトなどの野菜と、日本でいう練り物系の食材、また魚のすり身を野菜や豆腐に挟んだような食材が多いです。

食材選びに迷ったら・・・

とはいえ多くの食材が並んでいるので選ぶのに苦労すると思いますので、おすすめのチョイスを!

  • 白菜

鍋の定番の白菜は酿豆腐にもよく合います。

  • フィッシュボール

シンガポール名物のフィッシュボールも是非。

  • 海苔巻き鶏唐揚げ

日本の冷凍食品でもよく見かけますが、酿豆腐の具としてこちらも人気で、スープのダシににもなるので何か揚げ物は是非入れましょう。

  • 揚げ豆腐に魚のすり身が挟まっているものなど、魚のすり身が挟まっているものから2つ

この魚のすり身が挟まっている豆腐や野菜が酿豆腐の由来なので、是非選びましょう!

 

また、トマトは日本でもトマトおでんが一時期流行りましたが、トマトはゆでると甘みが出て、スープとよく合いますのですこし人を選びますがこちらもおすすめです。

選び終わったら

レジにボウルを渡すと選んだ食材の数を数えてくれます、店によって
麺を選択できる店の場合は、カウンターに麺のサンプルがおいてあるので指さして選びます、イエローミー(黄色い卵麺)、ビーフン、クイティアオ(平たいライスヌードル)がある場合が多いです。

次にスープ or ドライと聞いてくれますが、これは麺を酿豆腐のスープの中に入れるか、麺だけ別で食べるか(ドライ)の選択になります。初めての方はスープがおすすめです。

ドライは以下の写真のような感じで、軽く下味が付いている麺をカウンターの調味料で味を調えて食べます。

またお店によってはスープをラクサのものや、トムヤムのものに変更できるので、変更するときはこのタイミングで伝えます。

完成

お会計をして、調理してくれるのを数分間待つと完成です。

酿豆腐は薄い塩味なので、カウンターの醤油やチリソースなどを使って味を調節しますのでいくつか取っておくと良いでしょう。

 

また、今回の記事のお店の写真はラオパサの「Jason Yong tau foo」のものです。ここの酿豆腐はクセの少ないさっぱりとした味で、おいしいので近くに行ったら是非試してみて下さい。

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