Leong Kee (Klang) Bak Kut Teh(梁记(巴生)肉骨茶) シンガポールでは珍しいマレースタイルのバクテー

Leong Kee (Klang) Bak Kut Tehはシンガポールでは珍しいマレースタイルのバクテーです。
バクテーは元々マレーシアのKlangで生まれた料理とされ、シンガポールのバクテーは潮州(Teochew)スタイルとも呼ばれる、Klangのバクテーの派生の料理でもあります。
※Klangはクアラルンプールから車で30分から1時間位の所です。


Leong Keeのバクテーは店名にも入っているマレーシアのKlangのバクテーと言うことで、マレーシアで生まれたバクテーのスタイルになっています。
ただし、クアラルンプールでシンガポールほどバクテーが流行っていない事からも、マレーシアスタイルのバクテーは癖が強い味で、外国人受けする味とは言えず、ここのバクテーも人を選ぶ味だと思います。

バクテーを頼むと土鍋でグツグツ煮立った状態でテーブルに持ってきてくれます。
スープは真っ黒で、具も肉だけではなく、野菜や油揚げが入っています。

スープはシンガポールスタイル(潮州)とは全然味がちがい、甘めのスープをベースに八角などの香草の香りの強いスープです。コショウも入っているのか甘み、香草の香りの後に少しだけぴりっとした味があります。スープの甘さも砂糖と言うよりは甘草などの香草由来の甘さのような感じです。

肉もスープの味がじっくり染みこんでいて少しクセはありますが、柔らかくておいしいです。

肉だけでは無くキノコや他の具も入れれるみたいで、スープと言うよりは煮込み鍋のような感じです。
他のローカルフードと比較してもこのマレースタイルのバクテーはクセが強く、シンガポールスタイル(潮州)とは全く別物なのでお口に合わないと言うこともあるかもしれませんが、ピータンなど漢方っぽい香りやクセの強い料理でも食べれるという方はハマる可能性もありますし、マレースタイルのバクテーならこちらがシンガポールで一番かもしれないので。
※私もマレースタイルのバクテーは結構好きです。特にKlangで食べる大鍋をシェアして食べるような感じの店が良いですね。

また、ビーチロードとゲイランロードの2店舗ありましたが、ビーチロードの方の店舗はクローズし、今はゲイランロードの店舗だけのようです。

料理 バクテー(マレースタイル)
料金 S$12〜
レーティング ★★
Makansutra2013掲載店 箸×5本
場所 251 Geylang Road
営業時間 11:30am – 9:30pm

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