Hai Di Lao Hot Pot(海底捞火锅、ハイディーラオ）

日本の至れり尽くせりのサービスはなかなか海外では珍しいですが、Hai Di Lao Hot Potという火鍋屋はそのサービスのすごさで有名な火鍋屋です。

元々は中国全土で支店のある有名な火鍋屋なのですが、シンガポールとロサンゼルスにも支店が有り、非常に人気のあるお店です。

非常に混むお店なので、（結構前から）事前予約するか、先にお店で整理券と電話番号を伝えて観光や買い物をしてから行くのが良いと思います。

週末だと1時間半から2時間は待つことを覚悟した方が良いです。

サービス内容

まずはそのすごいサービスからご紹介させて頂きます。

待合室

前述のとおり、非常に混むお店なので待ち時間が長いですが、待機室がすごいです。

長時間待つのでイスはもちろんですが、テーブルに加えてなんと無料で軽食も提供されます。

フルーツやバナナチップ、ポップコーンにプラムジュースやハーバルティーなど長時間居てもおなかがすきすぎないように配慮してくれています。
※でも食べ過ぎて火鍋が食べれなくならないように注意してくださいね（笑）

また、なんといってもHai Di Lao Hot Potですごいのが、無料のネイルサービスです。
待っている間に無料でネイルサービスを受けることが出来ます。 女性にとっては嬉しいサービスですね。

ちなみにネイルサービスは食事後でも受けられるので、予約された方も安心してください。

そのほかにもルービックキューブか30羽の折り鶴を作ると、S$6までの一品無料になったり、ボードゲームの貸し出しがあったりと色々と待ち時間を退屈しないような工夫をしてくれています。

また、店員が定期的に巡回していて、番号札の確認や、飲み物や食べ物のサーブなど店員さんの気配りが見受けられます。こういうのって嬉しいですよね。

麺うちパフォーマンス

中国の麺うちパフォーマンスをTVなどで見たことがある方もいらっしゃると思いますが、Hai Di Lao Hot Potでも見ることが出来ます。

ヒュンヒュンと麺を振り回しながら延ばしていくパフォーマンスは、（食べ物なので）床や人に当たらないかひやひやしますが、流石熟練の職人さんの技で、すれすれで当たることはありません（笑）

麺を目の前すれすれやあたまの上に飛ばしたりとエンターテイメント性が高いですよ！

店員さんのあく取りや調理等のサービス

店員さんがなかなか回ってこなくて注文が出来なかったり、飲み物がもらえなかったと言うことが海外のレストランではありがちだと思います。

Hai Di Lao Hot Potでは常に店員さんが2-3テーブル毎に立っており、店員さんに何か頼みたいときもいつでも呼ぶことが出来ます。

また、すごいのが、店員さんは立っているだけでは無く、まるで日本の高級料亭で食べているかのようにアクを取ってくれたり、注文した料理を鍋に入れたりと調理もしてくれます。

特に日本人は鍋のアクを嫌いますので、アク取りのサービスは嬉しいですね！

ただ、残念なのが店員さんは中国語しか話せない場合が多いですが、すぐに英語を話せる人を連れてきてくれるので”Can you sepak English?”等と聞いてみてください。

 

注文はIpadで

海外のレストランだと名前を見ただけではどんな料理か分からず、注文を躊躇してしまいがちですが、Hai Di Lao Hot Potでは料理はIpadで注文し、すべて写真付きでどんな料理か分かります。
また、注文単位も2人など少人数で行ったときもいろいろな物を楽しめるように、0.5（一皿の半分）から注文できます。
注文の都度店員さんにIpadを渡してもらわないといけませんが、注文は店員さんは待たずにゆっくり出来るので、店員さんが注文を取る方法だとどうしても店員さんを待たせてしまいゆっくり決めることが出来ないですが、Ipadならじっくりとみんなで決めることが出来ます。

ただし、前述した麺うちのパフォーマンスはIpadからの注文ではないので、直接店員さんに注文してください。

その他

細かい所ですが、お手ふきを定期的に交換してくれたり、エプロンを用意してくれたり、荷物にはスープが飛ばないように布をかけてくれたりと至れり尽くせりです。

また、携帯もスープ等で壊れないようにジップロックでカバーしてくれたりもします。
ここまでしてくれるお店って日本でもそうそうないですよね！

行き方

お店の場所はクラークキーのJumboからの橋を渡って右手にあります。

 

赤い看板がHai Di Lao Hot Potのものです。

少し右手に歩き続けると以下の通りお店が見えてきます。

ランチタイムは3時までです。

お店は2階なので、以下の看板に従ってエレベータで２Fに上がってください。

料理

オーダーですが、まずはスープを選びます。
四川（Sichuan）スープや、チキンスープ、シーフードスープにトマトスープなどありますが、おすすめなのは四川スープとチキンスープのDouble flavorです。

火鍋だとどうしても辛すぎて辛くなってしまいますが、両方のスープで、四川スープの辛さを濃厚なチキンスープので癒やしつつおなかいっぱい食べることが出来ます。

四川スープもローカルの火鍋でありながらノーマルでも辛すぎて食べれないという事は無く、ちょうど良い辛さだと思います。 辛いのが苦手な方はマイルドで、と伝えれば辛さを抑えてもらえます。

2種類選ぶ場合は以下のスープを選んでください。その後、店員さんがどのスープにするか聞いてくれるので選んだスープを伝えてください。

 

また、最初に店員さんがソースをどうするか、と聞いてくると思いますが何回も来て自分で作り方を知っている方以外は以下のSelf-Service seasoningで店員さんにソースを作ってもらいましょう（各S$4です）。
中国の調味料を組み合わせて作るので、よっぽど詳しい人以外はソース作りは難しいです。

パクチーが入ることがあるので、苦手な方は事前に伝えた方が良いです。
普段はパクチーが苦手な方でもここのソースのパクチーはおいしく食べれる事が多いので、是非チャレンジしてみて下さい。

ソースはピーナッツや中華味噌、香草を混ぜてスープで割ったものになります。

また、入り口近くにスープバーが有るので、自分好みのスープを調合することも出来ます。
おすすめはごまペーストにニンニク、ラー油とザーサイを混ぜたスープです。

他にもいろいろな調味料があるので、少しづず試しつつ自分好みのスープを調合して見てください。

鍋の具ですが、火鍋と言ったらまずはラム肉でしょうか。くるくる肉を巻いて出してくれます。

ラム肉のちょっとしたクセが火鍋の薬膳で押さえられて非常においしいです。
もちろん豚肉も合います。（写真の奥がラム肉で、手前が豚肉です。）

他にもエビや魚などの海鮮物や、キノコなどの野菜類も選べます。
特におすすめなのが、水餃子とエビ団子で水餃子は外はもちもちで、中はニラの味が強めでぴりっとしています。エビ団子のほうはS$22と少し高価ですが、エビがぷりぷりで甘くておいしいです。

是非試してみてください！