New Udon Thai Food@Golden Mile Complex シンガポールのリトルタイで屋台風のムーカタを

Golden Mile Complexといえばタイ料理のレストランにタイの物が買えるスーパーとシンガポールのリトルタイランドとしても有名ですが、一階の奥の方にあるNew Udon Thai Foodはタイ式焼き肉としてシンガポールでも有名なムーカタが食べれるレストランです。室内ですが、吹き抜けの中央部にあって周りもタイ料理のお店が軒を連ねているので、タイの屋台で食べているかのような雰囲気です。

 

New ”Udon” Thai Foodと言うと日本人からするとうどん屋さん?!と思うかもしれませんが、Udonはタイ語で北を表し(Udon taniで北の町)、ムーカタはタイの北のチェンマイの名物料理なのでこの名前になっているのだと思います。

メニューはムーカタセット+アラカルテですが、ムーカタセット1つで二人で十分おなかいっぱいになるので、セットを2人で1つ頼んで様子を見るのが良いかと思います。

飲み物の名物はこちらの”タイティー”で、どこのテーブルでも見かけたので人気なのだと思います。さっぱりとしたミルクティーで、脂っこいムーカタによく合います。

基本セットは肉と魚介、野菜の盛り合わせで、肉はムーカタの象徴とも言える塩麹のようなもので味が付いた豚肉とレバー、チキンソーセージ、魚介はエビとイカ、フィッシュボール、かにカマで

野菜は白菜を中心に空心菜なども入っています。右手には春雨とシメに使うタマゴが入っています。

テーブルに着くと大量の刻まれたニンニクと唐辛子、コチュジャンなどを使っていると思われる赤いソースを準備してくれます。この赤いソースにたっぷりニンニクを入れて肉などを食べると、ぴりっとした辛みにほんのりとした甘みにニンニクの香りでどんどん食が進みます。

セットが運ばれてきたら最初に豚の脂肪を焼いて鍋に油を回してから、肉や魚介を焼き、野菜は下の鍋部分で煮込みます。

豚肉はうまみのある塩味でそのまま食べてもおいしいです、またこういう所のレバーは臭みが強くて鮮度も低くて敬遠しがちですが、ここのレバーは新鮮で臭みもなく、新鮮なレバー特有の歯応えが楽しくてなかなか美味です。

エビも頭付きの豪華な感じですが、肉厚な身はぷりぷりで赤いソースとよく合います。

鍋の上部で焼いた豚の脂などが下のスープに落ちるのと、がんがん強火で煮込んでいってスープを継ぎ足すのでスープの味が濃くなるので、春雨は後半に入れた方がおいしくなります。

最後はムーカタの定番のタマゴとご飯で雑炊ですが、食べ過ぎている時はタマゴだけでタマゴスープにするのも良いと思います。

1セットS$40とかなりリーズナブルに満足度の高いムーカタが食べられるのはやはりGolden Mile Complexだからでしょうか、なかなかの人気店で店の前のテーブルはいつも多くのお客さんが居ますが、待ってでも食べたいムーカタですね!

料理 タイ料理(ムーカタ)
料金 S$50〜
レーティング ★★
場所 #01-66 Golden Mile Complex, 5001 Beach Rd

※ゴールデンマイルコンプレックス内1階奥
電話番号
営業時間 11:00 – 21:00
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