例年のようにチャイニーズニューイヤーの前後にはチャイナタウンの駅を出たすぐのNew Bridge Roadの道路の間に今年の干支のオブジェが設置されています。
今年は申(サル)年なので、猿が木に登っているオブジェになっています。
ただ、町中で見るポスターは日本人がよく見る”猿”ではなく、”猴”という漢字が町中のポスターなどでは使われています。
”猿”も”猴”もどちらもサル一般を指す漢字ですが、中国語では”猴”のうちのおとなしいものを”猿”というそうで、”猴”の方が広い意味でのサルをさすそうです。
※”猿”はチンバンジーやオランウータンなどの類人猿を指し、”猴”はそれ以外のサルを指すという説明もあります。
また、申年は午(うし)年に並んで縁起の良い生まれ年だそうで、また未(ひつじ)年はそんなに縁起のよくない年で、子供を産むのを控えていた人が多いようで、今年は中国圏ではベビーブームになることが予想されているそうです。
早速干支が変わった2月8日には申年最初の子供がシンガポールのニュースで取り上げられるなど、今年はシンガポールの産婦人科は大忙しになりそうです。