前編ではイスタナオープンハウスの首相官邸ガイドツアーの内容について触れさせて頂きました。
後半ではそれ以外のイスタナの敷地内のご紹介をしたいと思います。
目次
イスタナ敷地内全体概要
こちらはイスタナの敷地内の地図で、全体はこのようになっています。40ヘクタールという東京ドーム10個分の広大な敷地で、ほとんどがゴルフ場のグリーンのようによく整備された芝生になっていて、実際に9ホールのゴルフコースとして使うこともできるそうです。
ちなみにバンカーもあります。
地図にそってイスタナの見所を紹介させて頂きます。
①Main Gate
チケットを購入してX線検査を受けて敷地に入るのがMain Gateです。
ゲートには時折見かけるシンガポールの紋章が描かれており、いつも見る紋章は小さくて気づかないかもしれませんが、左右のライオンが微妙に違うのに気づきますでしょうか?
実は右側の動物はライオンではなくトラで、トラはマレーシアの動物と言うことでシンガポールとマレーシアのつながりを表しているんだそうです。
盾の下にはMajulah Singapuraとマレー語のメッセージが書かれており、これは”進めシンガポール”という意味だそうです。
②Swan Pond
入ってすぐ左手はSwan Pond(白鳥の湖)です。この日は奥の方に引っ込んでしまっていましたが確かに白鳥が居ました。
Swan Pondの前は広い芝生になっていて子供連れでハイキングをしている家族が居ました。
また、オープンハウスとは別に7月と8月を除く毎月最初の日曜日の5:45〜6:30には警備の交代の儀式がこのMain Gateで行われるそうです。
③Centre Gate
長い芝生を登ったところにCentre Gateがあります。1931年に建てられたこの白亜のゲートはMain Gateから500mのところにあるそうです。
ここにはイベントスケジュールが張り出されていますので、チェックしておきましょう。
※Ceremonial Plazaは首相官邸前の事です。
また、ここにいるスタッフの方とは記念撮影ができるみたいで入れ替わり写真を撮っていました。
Centre Gateを入ったところにはチャリティーイベントのイベント会場になっていて
Istana Garden Walk
Iphone、Androidアプリで敷地内の看板にあるQRコードを集めると記念品が貰えます。
記念品はバッチかしおりが貰えます。
チャリティーグッズ
コップなどのイスタナ限定グッズも購入することができます。
※収益はすべてチャリティーになるそうです。
また、ここで飲み物を購入することもできました。
Wildlife Reserves Singapore Group
シンガポールの自然保護団体がイベントをやっていて鳥と一緒に写真を撮ったりできるようでした。
クイズもをやっていたりと子供も喜びそうですね。
④Japanese Garden(日本庭園)
1967年にできたというこの日本庭園は小規模ながら松が植えてあったりと日本の雰囲気を作っています。
⑤Siri Temasek
この建物は植民地時代に総督の公邸で働いている事務官たちの住居として建設されました。
シンガポール独立後は首相の住居としても使えるようになっているそうですが、歴代の首相でここにすんだ人は居ないそうです。
オープンハウス中でも建物内には立ち入りできず、登った手前の所にトイレがあり行列になっています。
後編に続きます。