Lee Do Restaurant（麗都飯店） 空港近くのCold Crabのお店

シンガポールといえばシーフード、その中でも有名なチリクラブやブラックペッパークラブ、などたくさんの種類のある蟹料理はシンガポールの名物だと思います。

チリクラブやブラックペッパークラブなどは中華料理らしく濃い味付けで、かにの素材の味を楽しむというよりは味付けをした蟹を食べる感じですが、今回ご紹介するLee Do Restaurantはそんなシンガポールの蟹料理のなかでは珍しい、日本で蟹を食べるときのような蟹自体の味を味わうCold Crabがあるお店です。

Cold Crabとは日本でタラバガニを食べる時のように、一度茹でた蟹を冷やして食べる料理で、味付けはなく、そのままの蟹の味を楽しむ中国福建省由来の料理です。
スリランカマッドクラブと呼ばれる種類の蟹を使い、蟹肉は非常に甘みが強く何もつけなくても十分おいしく、特にこの蟹はミソが非常に多いカニなのでコクのあるミソも楽しめます。
また、ミソは癖が少ないので、日本の蟹のミソが苦手な方でも食べれる位だと思います。

ただ、タラバガニやズワイガニのように手足が長くてまっすぐではなく、複雑な殻の中からカニスプーンを使って少しずつ蟹肉をこそぎだす感じで食べるので小さいカニを一匹食べるのでも一苦労です。
また、蟹は小さめなので、一人一杯頼んで、それぞれ自分のかにを食べるという感じでちょうどいいと思います。値段は時価で一杯でだいたいS$30～40位です。

日本人もよく来るのかメニューは日本語表記になっており、小さいとはいえ蟹１杯で時間をかけてこそぎながら食べるからか、蟹だけでも結構お腹いっぱいになるのでほかの料理は少なめでいいと思います。

Honey pork ribsも有名みたいで、Cold CrabとHoney pork ribs、あとは野菜炒めを何か頼めば十分かもしれません。

場所は61 ubi avenue 2のAutomobile Megamartというモールの一階（外壁部）で、MRT Circle Line（黄色）のMac Pherson駅から歩いて20分ほどとあまりいかない地域にありますが、空港の近くでもあるので、帰り際によるのもちょうどいいかもしれません。